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2017.02.17

HDD(ハードディスクドライブ)とSSD(ソリッドステートドライブ)。データ分析に向いているのはどっち?|データ分析用語を解説

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データ分析には読み書きが早いSSDが優位

世の中のパソコンのハードディスクには大きく分けてHDD(ハードディスクドライブ)とSSD(ソリッドステートドライブ)の2種類があります。基本的にパソコンのサイズによって、ハードディスクの種類が決まってきますが、最近では、パソコンの購入サイトからハードディスクの容量と種類をカスタマイズできるものもあります。今回はこの2種類のハードディスクの説明を行ったうえで、データ分析に向いているのはどちらかを説明したいと思います。

HDD(ハードディスクドライブ)

HDDについて、IT用語辞典の内容を転記します。

ハードディスクとは、代表的な記憶装置の一つ。磁性体を塗布または蒸着した金属のディスク(「プラッタ」という)を一定の間隔で何枚も重ね合わせた構造になっており、これをモーターで高速に回転させて磁気ヘッドを近づけてデータを読み書きする。

引用:IT用語辞典|ハードディスク / ハードディスクドライブ

HDDはパソコンが家庭に普及する以前から使用され、数十年の長い歴史があります。HDDの中にはCDのような金属ディスクを複数枚入っており、そのディスクを高速で回転しながらレコードプレーヤーのアームのような部品でデータの読み書きを行います。

HDDの特徴は大容量ハードディスクが安価で手に入る事です。現在、HDDの記憶容量は数テラバイト(1ギガバイトの1000倍)が主流になっており、パソコンだけではなく、ブルーレイレコーダーなどの電化製品などにも搭載されています。しかし、構造的に可動部が多いために小型化が難しく、振動・衝撃に弱いという欠点があります。

SSD(ソリッドステートドライブ)

同じくSSDについて、IT用語辞典の内容を転記します。

SSDとは、記憶媒体としてフラッシュメモリを用いるドライブ装置。ハードディスクドライブ(HDD)などと同じストレージ(外部記憶装置)としてコンピュータに接続し、プログラムやデータの永続的な保存に用いる。

引用:IT用語辞典|SSD

SSDは、HDDと比較すると非常に歴史は短く、一般的に使われるようになってから10年も経っていません。また、記憶容量も小さく512GBが主流になっています。SSDはUSBメモリのようなフラッシュメモリ技術を使っているため、半導体チップにデータを読み書きします。

SSDの特徴は読み書きが非常に速い事です。そして、HDDのような可動部分が無いため、小型、かつ振動・衝撃に強いです。そのため、持ち運びに便利な小型ノートパソコンなどに多く搭載されています。また、最近では読み書きの速さを活かして、ゲーム用途などのハイスペックなデスクトップなどでも搭載されることがあります。しかし、HDDに比べSSDの記憶容量当たりの価格は数倍になり、SSDの記憶容量は一番大きい物でも2テラバイトと小さく、HDDに比べ高価です。そのため、大量データを安く保存したい場合はHDDの方が向いています。

長期間保存ならHDD、データ分析作業ならSSDを選択する

SSDは、HDDに比べ歴史が浅いため、まだまだ記憶容量が小さく、高価です。しかし、新技術と使用用途の拡大により、徐々にHDDとSSDの記憶容量と価格の差は縮まってきています。また、HDDは構造上の問題でこれ以上の劇的な読み書きの速度改善は見込めませんが、SSDは次々と新しい技術が開発され、最近ではHDDの10倍以上の読み書き速度が出せるSSD技術もあります。

データ分析作業では、BIツールやExcel、ETL処理などでハードディスクの読み書きを頻繁に行うことが多いです。そのため、読み書きの速いSSDの方がデータ分析に向いています。SSDの構造上の欠点として、読み書きによるフラッシュメモリの素子の劣化などがあり、データの長期間保存に向いていないという考えもありますが、普段のデータ分析作業でSSDの寿命が早まることは到底考えられません。そのため、半永久的に保存するファイルサーバーやデータベースサーバー以外の用途なら予算と相談したうえでSSDを導入してみては如何でしょうか?

データ分析用語:索引
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